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- 【会社案内】遠赤外線とは
遠赤外線の体内吸収メカニズム
遠赤外線は、可視光線の域外にあって目で確認できない、200年ほど前にやっと認識された電磁波です。
知ってみれば、太陽光から放たれる電磁波の中に存在し、太陽光の生物に欠かせない作用の中核と分かりました。
人体への好反応としては、直進性、吸収性に加え、最近の研究で、散乱性が知られるようになりました。
つまり、遠赤外線の輻射を受けた領域で起こる、おびただしい電子衝突による熱変換で発熱するとともに、遠赤外線吸収時、同時に起きる散乱(再振動)で更に内部に再輻射を起こすことが後から分かりました。
それにより、遠赤外線は、輻射→「発熱+輻射」→「発熱+輻射」…が体内で繰り返され、その輻射エナジーがなくなるまで連鎖して行きます。
これにより、体に一旦吸収された遠赤外線は、皮下0.1mm当たりでの初反応以降、その連鎖でより深部に向け、程よく発熱が繰り返されて行くことになります。
それが、遠赤外線が体の芯までを温めるメカニズムです。
遠赤外線の魅力について
エネルギー消費の視点
暖房機材から発せられる熱は多くの場合、不要なところをより多く暖めるので消費効率が悪いです。
例としてストーブは、近づけば熱過ぎて、遠のけば肌寒くなります。その炉の中ばかりこうこうと燃えていながら、その熱を利用できる温域はわずかしかありません。これを私たちは暖房設備だと思って来たのです。
ではエアコンではどうでしょう。最初、冷たい空気が飛びますが、徐々に暖かく感じ、やがて十分な暖かさを得ます。但し、足元はずっと寒いままということはないでしょうか。または、天井の上部空間を不要に温めていたりします。
そのため、それを天井のファンで還流させ、対流させるアイディアも生まれました。いくらかでもその無駄を減らせるというわけです。しかし、結局は手間がかかってしまうことになるので次世代式の床暖房を導入し、環境を改善してみませんか?
最先端の暖房例であるフィルム式床暖房では、床から遠赤外線輻射が始まり、人体内へ直接照射された分の9割以上が、無駄なく体内に吸収されます。
つまり、照射面と直角の方向(体の内部)に熱入射し発熱、更に再輻射を繰り返して行きます。
その都度熱変換した残りのエネルギー分が、最後まで漏れずに、より内部へ向かい、熱に消費されます。
また、床から温めるので、頭寒足熱となり健康上も最良です。床の周囲に暖房機器もなく、安全で広々と暮らせます。壁に1台コントローラーを置くだけで、全く手間取らず、安全・快適に暮らせます。
遠赤外線の体感性
遠赤外線を使った暖房の心地よさの秘密は、遠赤外線の8μ~13μmの波長帯に秘密があります。
この領域の光線は、日光浴での陽光の体内吸収時の状態に当たります。その感触で、かつ紫外線の全くない状況と言えます。安心して遠赤外線を体感できます。
遠赤外線は、柔らかい暖かさなのにどこか地道に熱の蓄積中のような感触が来ます。これは、例えば炭焼き小屋で、熱く黄金色に力強く輝いた炭火を見ながら、何とも言えない心地よい暖かさに触れ、離れ難くなるの時の感触です。
これが、遠赤外線輻射エナジー連鎖による、温熱の内部浸透力の妙味です。