ヒートマックスの長寿命性
右側の図が、ネックスウォーム社開発による電子インク印刷技術で作られた独自のフィルム―炭素部接合構造特性です。
左側の従来のフィルムヒーターでは、PET基底フィルム面上を曇りガラス状の凹凸面化した上にカーボン粒子を沈ませ、もう一枚のPETフィルムで覆い、その接合面をコロナ放電高温圧着で製品化します。一見万全に見えますが、経年で、内部の炭素粒子構造に変化(剥離)を来します。この解消策として、ネックスウォーム社では、PETフィルム表面へイオン化した炭素粒子を成分とする特殊カーボンインク印刷でフィルムに着床させます。これが『カーボン粒子をフィルムへ接地する技術』として実用新案を取得しました。これにより、カーボンが剥離を起こすことがない、より完成度の高い長寿命性を確立しました。